绘卷「失くした言葉を追いかけてく旅路」卡面

失くした言葉を追いかけてく旅路

稀有度
类型
兰兰
画师
すしお
获取方式
VS复灵
详细获取
在八坂神奈子(L80)祈愿使用50交换P兑换
卡面角色
八坂神奈子

绘卷面板

属性初始每级满级+10
阳攻55+6115
阳防65+6125

绘卷特性

初始

神奈子(L80)が使用時に自身の陽攻Ⅱを1段階アップ (2T)
神奈子(L80)が使用時に味方全体の陽防を2段階アップ (2T)
神奈子(L80)が使用時に味方全体のCRI攻撃を2段階アップ (2T)

满破

神奈子(L80)が使用時に自身の陽攻Ⅱを2段階アップ (2T)
神奈子(L80)が使用時に味方全体の陽防を4段階アップ (2T)
神奈子(L80)が使用時に味方全体のCRI攻撃を4段階アップ (2T)

解说

  1. 【八坂神奈子】 守矢神社に祀られる神であり、外の世界から幻想郷へ最近やってきた新興勢力の表向きのボス。 だが守矢神社の構成は複雑であり、人里からすれば最も目撃しやすいのは風祝を務める東風谷早苗であろう。 他方、守矢神社の信仰を裏で支えてきたのは洩矢諏訪子であり、元々の信仰基盤は彼女のものであったという背景がある。 それでは八坂神奈子とは何なのか? それはズバリ、守矢神社の『頭脳』である。 軍神、戦神、武神として祀られてきた彼女ではあっても、決してただの古臭い武闘派ではない。 むしろ革新的で、新しい物好きで、研究熱心。 そんな彼女だからこそ、守矢神社は幻想郷へやってきて、その存続が実現したのだった。 『第80仮設幻想郷』では、『乾を創造する』とされるその能力を用いた役割を担っている。 『乾』とは八卦のひとつであり、『天』を指すとされる。 乾の創造とは天の創造であり、それは指向性や極性を生み出すことを意味する。 抽象的な能力であるが、元々は諏訪の創生に関わるものであったと想像できる。 諏訪の天地が神々によって生み出されたように、可能性空間移動船の中に『天地(重力概念)ある居住環境』を生み出し維持することにかけて、多大な貢献をしているものと思われる。

  2. 【消滅済世界についての未解決資料1】 「どうしましょ、神奈子様。」  東風谷早苗の素朴な問いに、八坂神奈子は首をひねる。迷っているワケではないが、軽く悩んではいる。 「学院の科学嫌いには困ったもんだねえ、神奈子。これじゃあ時代遅れまっしぐらだよ。」  洩矢諏訪子は横目で神奈子を見る。神奈子がどう判断するか、すでに分かっているのだ。神奈子と諏訪子は守矢生徒会のダブル生徒会長で表裏の存在。属性は対比的だが、常に互いを補い合う相性抜群の神級コンビだ。ふたりは学院の科学部を取り仕切る立場でもある。そして問題は、その科学部で起きていた。予算が減らされているのだ。由々しき問題である。 「いつもなら、早苗に行ってもらうところね。」 「ですよね、神奈子様。私、ひとっ走りして廊下でスピーチしてきますよ!」 「いやそれはちょっと不安だから、今回は私自らが出る。」 「ええ〜、なんかちょっと残念です。」  早苗はよくやってくれている。早苗が来てくれてから、神奈子と諏訪子はなんというか……明るくなった。未来を感じさせてくれるのが、ふたりにとっての早苗という存在だ。だがしかし、やや未来すぎることもある。今回は、なんとなくで済む話ではないのだ。 「さすがにこの手の話は、早苗には荷が勝ちすぎるわ。」  学院の傾向についての、情報筋からの報告。  現在、行き過ぎた科学技術の導入へ、懸念を唱えるものが増えつつあるらしい。つまり我々守矢生徒会が推進している、学院のあらゆる機関的機能のスマート化やソーシャル化に、ブレーキが掛かるかもしれない。民意、世論……いや、学院だから徒意と呼ぶべきなのか、とにかくそれにやや不穏な傾向があるとのこと。

  3. 【消滅済世界についての未解決資料2】  科学万能を唱えるつもりなど毛頭ない。科学とはつまり、最新の宗教なのだ。宗教と呼ぶといささか抵抗があるかもしれないが、宗教という名が付く前から、人々は『それ』と共に暮らしてきた。おばあちゃん曰く、夕焼けが綺麗だと明日は晴れ。 「その情報はこちらも掴んでいます。それにしても……本当ならば困りますね。自由市場が保証されるのも、科学の下支えがあってのことですから。」  天弓千亦は屋上で空を眺めながら、神奈子の隣でそう言った。科学とは言ったが、千亦がイメージしているのは日々の取引を高速で成立させているネットワークや、物流を管理しているシステムといった技術のことである。もちろん神奈子はそれを理解している。  科学と魔法が対立……なんてフィクションはごまんとあるが、どちらも大差はない。見えないところで、分かってない何かが、力強く働いている。科学者ではない者たちが、科学の理論を正確に理解していると言えるだろうか(いや言えない)。 「そうなのよ、千亦。科学もまた、日常に素朴な形で寄り添う現代宗教であることを、広く認めてもらう必要があるわ。」 「認めてもらうって、誰に……? 今の空気感って、全体的に蔓延しているものでしょう? 実際、スマートデバイス依存やショートでインスタントな娯楽への依存って問題ではあるし、それが科学技術の安定かつ安価な普及によるものなのもまた確かなワケで……。」 「それらを仕掛ける学生起業家らの全面支援者本人が、それを言うの?」 「えへへ、でも事実は事実かなって。」  問題意識の啓蒙とは難しいものである。科学を排除しないでくれと言ったところで、そんなつもりはない人が圧倒的に多いのだ。焦らせるようなことを言っても逆効果。だが呆けていては、時代は取り返しのつかない方向へ流れてしまう。気づいた頃にはもう遅いのだ。 「話が変わりますが、神奈子さん。例の金属の取引価格はこの頃……。」  だが何かに背を押されるように、神奈子はその場を去っていた。

  4. 【消滅済世界についての未解決資料3】 「そんで、どうして私たち姉妹のところへ?」 「わざわざ底辺に何の御用かしら? ……頂点の神が。」  『神』と呼ばれる生徒には共通点がある。それは多くの生徒たちにとって有益な生徒であり、支持基盤となる生徒たちを擁している生徒であること。尊敬を集めているという意味ではいい身分に見えるかもしれないが、支持されるのは『ご利益』があるからだ。配当や優待を求められるという意味では会社経営者に似ているし、もっと一般的な言い方もある。そう、インフルエンサーだ。  もともとインフルエンスの語源的な意味は、星々の世界から降り注ぐ精神的干渉のことであり、つまりは神の見えざる手のことなのだ。 「あんまり気軽に近づかないほうがいいわよ、私たちには。」  依神女苑だ。関わると彼女の生配信で、あらぬ噂を立てられてしまう。暴露配信と称して。 「何か頼みでもあるなら、出すもん出してよう……!」  依神紫苑だ。関わると何もしなくてもたかられてしまう。少し前までは姉妹で派手な事業を展開していたはずなんだが……。 「いやまあ、私もお前たちと関わり合いなんてゴメンだわ。」  そもそもここはいつからこんな廃墟みたいな状態になったんだ? 少し前まで学生起業家向けのテナントだったのに。 「そりゃそうよ。でもそれならわざわざなんでここへ来たってのよ。」 「私たち、少しでも立ち退き時の罰金を抑えるために今必死なんですけど……。」 「いや、すまない。お前たちから助言をもらおうと思ったのよ。」  目を皿にする姉妹。高慢な相手から助けを求められるなんて、あまりに思いがけなかった。口も軽くなろうというもの。

  5. 【消滅済世界についての未解決資料4】 「珍しいね、神奈子が帰りに誘うなんて。ここ最近、ずっとなかった気がする。」  夕日を背にして微笑むユイマン・浅間を、神奈子は見ていた。まさかこういう選択になるとは、自分でも予想だにしなかった。 「でもなんで、急に連絡を?」 「いやあ、それがね――。」  疫病神と貧乏神の助言など、所詮は最悪の結末への道案内でしかない。だが、最悪の占いも裏返すなら、それなりの指針になるのではないだろうか。最凶最悪の双子インフルエンサーは、嬉々として神奈子にこう言った。科学の布教を推進したいなら、新しき友である我々に投資しろと。 「――旧友に贈り物をするといいって。」 「へ〜、それって占いとか? 神奈子にもそういう一面があったのね。」  ユイマンはいたずらに笑う。彼女はかなり特異なタイプの美容系インフルエンサーで、どちらかというと情報に強いキュレーターに近い。世に氾濫する様々なニュース、時には口コミや噂までをも咀嚼し、綺麗にまとめて発信する。美容の情報だけでなく『情報の美容』にもこだわる、いわば人間情報フィルターだ。  当然、占いにも詳しい。  そして、アクセサリーにも。 「だから、特別な理由があるワケではないけど、私はユイマンに『これ』持っていてほしい。」 「あら〜。」  かつて常温核融合の媒体として期待されたこの金属は、今は燃料電池に用いる水素生成の鍵として着目されている。新エネルギーが実用化された日には、先進的システムを支えるデータセンターも安定稼働し、再び科学が強く信仰される未来になる……ということなのだろうか。 「ありがとう、神奈子。この指輪、大切にする。」  今やパラジウムの価値は、プラチナと大差ない。この白く澄んだ輝きこそ、私たちの未来の輝き。