绘卷「NOT FOUND」卡面

NOT FOUND

稀有度
类型
菊菊
画师
休憩うさぎ
获取方式
VS复灵

绘卷面板

属性初始每级满级+10
阴攻30+7100
速度20+350

绘卷特性

初始

装備スペカのレーザー弾の威力を25%アップ (1T)
装備スペカの土属性の威力を25%アップ (1T)
技巧式が使用時に味方全体の陰攻を1段階アップ (2T)

满破

装備スペカのレーザー弾の威力を50%アップ (1T)
装備スペカの土属性の威力を50%アップ (1T)
技巧式が使用時に味方全体の陰攻を2段階アップ (2T)

解说

  1. はじまりの白、おわりの黒。 幻想の境界は、紅と紫。 博麗神社だ。 博麗神社だけが、すべてを見ていた。 境界の上に立つこの神社だけが、昔から。 そして人が滅びようと、妖が消え去ろうと、ずっと、永遠に、いつまでも。 でも――。 はじまりが先で、おわりが後で。 外側が外で、内側が中で。 いつでもどこでも、それが真理だと――誰が決めたのか?

  2. 「もう、何度目になるのでしょう。」 似たような台詞は、きっと全く違う場面で、私ではない誰かが言ったことだろう。 それくらいには、たぶん『これ』はありふれている。 ただ大抵の者たちが、気付けないだけなのだ。 思い返してみよう。 この世界には三つの層がある。 すなわち『物理の層』『心理の層』『記憶の層』。 この記憶の層があるから、繰り返しは起きない。 同じようでも、厳密には違う。 そう、記憶なのだ。 肝心なのは、記憶。 だから記憶していないのならば、『それ』は飽きるほど繰り返されたことにすぎない。 何度でも博麗神社は立つ。 何度でも幻想郷は成る。 そして何度でも、人間たちは生まれて……遊びを始める。 紅い霧の中を。 雪の舞い降る春の中を。 永遠に終わらない夜の中を。 妖怪は微かに嗤(わら)う。 私の『探しもの』は、きっと見つかるはずだから。

  3. 「――見つかった? 蓮子。」 返事はなかった。 そもそも、どっちが先に言い出したんだったっけ。 えーっと、あれは確か……そうよ、蓮子が言ったのよ。 「博麗神社にある入り口を見に行かない?」って。 だからこうして、山の中を探しに来たっていうのに。 本当にこんな山奥に、神社なんてあるのかしら。 蓮子は写真を見せてくれたけど、あれだけじゃあ手がかりにならないわよね。 ああ、なんかだんだん思い出してきた。 そもそも蓮子、2分19秒も遅刻したのよ。 今までいろんな場所を探索した。 蓮台野の入り口に始まり、色んな世界の夢、衛星トリフネ、神の時代の風景、七夕坂で異界、霊長新益京の異界……他にも数え切れないくらいの、『結界の切れ目や綻び』をくぐり抜けた。 それが、私たちの活動だから。 それは、禁止されている。 まともな霊能活動とは到底呼べない、私たち二人だけのサークル活動。 それが、秘封倶楽部だから。

  4. 「異物は、排除されるのね。」 あれから、あらゆるものが流れ着いた。 幻想郷へ、様々なものが漂着した。 およそ外の世界に存在したものは、失われればここへ来たのだろう。 私はここを、そういうふうに創った。 そして私は、そうするように創られた。 ここは時の流れからして、外とは違う。 時間の流れの差は、空間の密度の差、そして重力の差でもある。 幻想郷に失われたものが集まることと、時の流れが緩やかであることとは、切り離せない関係にあるのだった。 あとはゆっくり待てばいいだけ。 私はそう考えていた。 毎年のように何かが起き、あらゆる者たちが幻想郷を愛した。 お化けたちが、鬼たちが、月人が、神々が、仙人が……数多の人間たちが。 幻想郷を愛し、幻想郷とともに生き、そして……。 私はあと、どれくらい待てばいい? あとどれくらい、探し続ければいい?

  5. 「まるで……私を受け入れてくれるようだわ。」 蓮子の姿はない。 きっと、この結界の向こうに行ったのだ。 博麗神社の、この境界の、遥か彼方へ。 そうに、違いない。 他のどこにもいなかった。 蓮子はこの結界の穴を先に見つけて、中に入ってしまったんだ。 だって、だって――。 あれからどれだけ待っても、蓮子は帰って来なかったから。 蓮子のいない日々。 蓮子の仲間たちは、次第に慣れていっていた。 私だけが、慣れなかった。 だから私は今、結界に開いた穴の前に立っている。 光と闇の境界をくぐる間際、メリーは思わずこうつぶやいた。 「遅くなってごめんね、蓮子。」