绘卷「目の前のワタシだけ見てよね!」卡面

目の前のワタシだけ見てよね!

稀有度
类型
兰兰
画师
しんいし智歩
获取方式
特殊祈愿
卡面角色
封兽鵺

绘卷面板

属性初始每级满级+10
阳攻60+6120
速度60+6120

绘卷特性

初始

ぬえ(L80)が使用時に自身の速力Ⅱを1段階アップ (2T)
ぬえ(L80)が使用時に対象全体の陽防を2段階ダウン (2T)
ぬえ(L80)が使用時に味方全体のCRI攻撃を2段階アップ (2T)

满破

ぬえ(L80)が使用時に自身の速力Ⅱを2段階アップ (2T)
ぬえ(L80)が使用時に対象全体の陽防を4段階ダウン (2T)
ぬえ(L80)が使用時に味方全体のCRI攻撃を4段階アップ (2T)

解说

  1. 【封獣ぬえ】 正体不明の妖怪、鵺。 その姿は、見た者、語る者によってまるで違う。 存在の確証は、どこにもない。 彼女の持つ『正体不明のタネ』は、対象の定義を曖昧にする効果があるようだ。 悪戯好きでミステリアス、まさに妖怪としての性質がそのまま現れたかのような性格の持ち主。 誤解から聖と仲間たちの邪魔をしたが、誤解と分かれば素直に謝罪し聖の人徳にも惹かれる、だいぶ素直な一面もある。 マミゾウとは大の仲良しで、能力の面でも相性がよさそう。 『第80仮設幻想郷』では、いくつかの特別で特殊な役割を担当している。 ひとつは、緊急時の万能なバリアの展開である。 仮想エネミーの能力は多岐にわたると想像されるので、どのような攻撃を受けるか想定することは難しい。 だが正体不明のタネを用いた定義曖昧化は、理屈を抜きにして攻撃を無効化できる。 もちろん無敵ってワケにはいかないけどね(魔力消費がすごそうだ)。 もうひとつは、仮想エネミーを想定した、おもに人間組相手のトレーニングパートナーだ。 正体不明な相手への立ち回りくらいは、慣れておいてもらわないと困るからね。

  2. 【消滅済世界についての未解決資料1】 「私を見つけて。」  ある朝、そんなメモが構内にばらまかれたことがあった。  色とりどりで様々な形状の付箋、カラフルでいろんな種類のペン……でも書いてあることは同じ。風に乗って、校庭のすみにまで行き届いた。自然に分解される成分でできていたあたりには、謎の余裕みたいなものを感じなくもなかった。  迷惑というほどでもなく、かといって緊急事態といった感じもせず。大半の生徒たちは、ただ普段通りのスクールライフを送っていた。日常というものは、実はかなり頑丈で、壊すには相当のエネルギーが必要なものなのだ。傍観者効果とかいう言葉もあるけど。 「おや、これは他と違うみたいじゃのう。」  二ッ岩マミゾウは、数あるメモの中の一枚をつまみ上げた。どうやら同じ言葉ばかりが書かれているワケではないようだった。そこには明確に、他の言葉が書かれている。 「……『理科室』じゃと? ふむ。」  マミゾウは眼鏡のふちを指で押し上げながら、目をこらす。理科室に来い、とでも言いたいのだろう。なるほど、分からんのう。

  3. 【消滅済世界についての未解決資料2】 「あっ、マミさん。」 「もしかしてマミさんも?」  マミゾウが理科室へ向かうと、そこにはすでに多々良小傘と幽谷響子がいた。手には同じくメモを握っている。どうやらふたりも、同じくこちら側のようだ。 「ふたりもメモを見て来たようじゃの。ふぉふぉ、感心感心。」 「感心って……来ただけですよう。何も分かんないです。」  響子の髪は、意気消沈した犬の耳がごとくしんなりとした。分かりやすい。 「理科室って書いてあるから理科室に来たのに、誰もいないし、いつものまんまだし……。」  そう言いながらも小傘は、周囲をきょろきょろと見回す。普通の子に見えて、人一倍に物事への関心が強いタイプなのだ。 「この手のものは、だいたい相場が決まっとる。焦らんでも、しっかり調べれば……ほれ、コレじゃ。」  ビーカーやフラスコが収められた、理科室らしい棚。そのガラス戸にピタリと貼られた、かわいい付箋がひとつ。ばら撒かれていたものに、同じ種類のものがあったハズ。つまりこれが、犯人からのメッセージだ。 「あっ、本当ですね!」 「なにか書いてあるみたい。どれどれ〜?」  ふたりはワクワクした様子だ。きっとそこに、何か納得の行く謎が書いてあるに違いないと期待したから。だがその気持ちは裏切られる。 「「……『家庭科室』?」」  愛らしい声がハモった。

  4. 【消滅済世界についての未解決資料3】 「マミさん、それに小傘と響子も。」 「同じ目的でやって来ましたね? でもここには何もありませんよ。」 「……。」  家庭科室の、あの調理に向いた独特な空間が広がると、そこに並んでいたのはまたしても見知った顔だった。村紗水蜜、雲居一輪、そして寡黙で巨体の雲山だ。 「何もないとは言っても、またメモはあったけどね。」  村紗はピラと新たなメモを見せる。その指使いから、どうやら大型冷蔵庫の扉に貼られていたと言いたげだ。なるほど、またそう来たか。 「書いてあったのは……『体育館』ですね。」 「……。」 「体育館かあ。」 「この調子だと、構内全域をツアーさせられそうなよかーん。」  全域ツアーか。それもありうる話かもしれんのう。そもそもこのメモが、犯人の居場所を示している保証はないし、どこかにゴールがあることすら……。 「ところで雲山。おぬしはこんな時もだんまりかの?」 「……。」 「ちょいちょい。」 「……。」 「マミさん、やめて。雲山をつつくのは。」

  5. 【消滅済世界についての未解決資料4】 「やはりここに居たのですね。」 「ずいぶんと探しましたよ。」 「まあ、探すのは得意なんだけどねー。」  聖白蓮、寅丸星、ナズーリンも加わっていた、これはもう総出である。 「無事に見つかってよかったわ。」 「さあ、一緒に帰りましょう。」 「……。」 「日が沈む前でよかった〜。」 「わあ、綺麗な眺め! やっほー!」  夕焼けを望む屋上の眺め、その手前に封獣ぬえは佇んでいた。その笑みは、屋上への扉が開いた瞬間に咲いたばかりのもの。ぬえは、ずっとここで待っていたのだ。 「……みんな!」  迷宮入りこそしなかったが、迷宮の如き事件を起こした真犯人。それが何の悪びれた様子もなく、胸へ飛び込んでくる。封獣ぬえとは、そういう女の子なのだ。 「すごい! でも、なんで分かったの?」  解決編を望む犯人に、二ッ岩マミゾウは深い溜息をつく。まったく、こんなものに推理もなにもあったものではない。 「ここからでないと、ばらまけんじゃろ?」 「あっ。」  あっ、ではない。別にそれだけで屋上が答えにはならない。ただ、屋上はまだ調べてなかったなというだけだ。ただ……ぬえが犯人なのは、マミゾウには分かっていた。こんなこと、ぬえしかやらないだろうから。  構内の様々な場所を巡る中で、記憶が蘇った。電気を用いた実験に失敗したぬえ、静電気で調理器具をショートさせたぬえ、電動工具を壊したぬえ……それらが結びついて、キメラのように思い出が浮かび上がったのだ。なんだこの思い出。 「まったく、こんなものはミステリでもなんでもないのう。読んだことないじゃろ?」 「うん、ないよ!」  ぬえは嬉しそうに、マミゾウの手を取った。そこからは、いつものとおりに家路につくため。  ただ、それだけの話。