
たった一つ信じていた その原罪さえも
- 稀有度
- 类型
菊- 画师
- chelly
- 获取方式
- 特殊祈愿
- 详细获取
- 在八云紫(L80)祈愿使用50交换P兑换
- 卡面角色
绘卷面板
| 属性 | 初始 | 每级 | 满级+10 |
|---|---|---|---|
| 阴攻 | 60 | +6 | 120 |
| 阴防 | 60 | +6 | 120 |
绘卷特性
紫(L80)が使用時に自身の陰攻Ⅱを1段階アップ(2T)
紫(L80)が使用時に味方全体の陰防を2段階アップ(2T)
紫(L80)が使用時に味方全体の陰攻を2段階アップ(2T)
紫(L80)が使用時に自身の陰攻Ⅱを2段階アップ(2T)
紫(L80)が使用時に味方全体の陰防を4段階アップ(2T)
紫(L80)が使用時に味方全体の陰攻を4段階アップ(2T)
解说
【八雲紫】 幻想郷には賢者と呼ばれる管理権限者のような立場が存在しているが、八雲紫はそのひとりである。 彼女がどのような妖怪で、妖怪としての種族が何であるのかは分からない。 ただ神隠しを行うらしいということ、スキマと関係が深いらしいことくらいが、わずかな明らかになっている点だ。 それでいて彼女は、幻想郷成立の頃である千年以上前から存在し、幻想郷の歴史をその目で見てきたものと考えられている。 それは同時に、博麗家の歩みを初めから見てきたということをも意味する。 それほどの幻想郷との関係深さと重要さを備えておきながら、八雲紫についてはほとんどのことが知られていない。 まるで「登場人物を知ることは、舞台演劇を体験する上での必要条件ではない」とでも言うかのように。 あたかも「物語を体験することは、映画を鑑賞する上での要件項目ではない」とでも言うかのように。 それくらい、彼女は自らを明かさないのに、彼女の影は常にそばにある。 彼女は正しく妖怪である。 八雲紫を置いて他に、そう呼ばれるべき者はいない。 『第80仮設幻想郷』において、彼女は可能性空間移動船としての船体を維持する概念そのものである。 彼女がいなければ、すべては机上の空論にすぎない。 しかし彼女がいることで、その空論こそが実論に取って代わる。 二重の結界によって成立する幻想郷の境界システムが、まさにそうなのだから。
【消滅済世界についての未解決資料1】 退屈は、嫌いだった。 あくびを手で抑えながら、今日も席につく。お嬢様でもお姫様でも女王様でもない彼女は、それなのにそれらであるかのように見えた。単純に純粋な美少女だったのである。 八雲紫。 生徒会長、学生理事長、全権委員長、部活連会長……他、肩書き多数。ようは生徒の身分でありながら、この学院全体を創設した張本人でもある。教員たちの給料すら、彼女の同意なくして決まることはない。あまりにバカバカしすぎて、現実味がない。現実味がないので、結局どういうことになるかと言うと……。 そういう者は、存在しないのと同じになる。 言葉として聞くだけでは、そんなことはありえなそうに思うかもしれない。だが本当にありえない存在を前にした時、そのありえなさは、文字通り本当にありえないのだ。ありえない、つまり存在しないということ。黄金は希少だから注目されるし大切にされるが、大気はもっと重要で巨大な存在なのに認識されない。海の彼方からやってきた巨大な船はそれが船と認識されず、降りてきた渡来人を『天から降りてきた』ように見えたという。 「週に一回くらいにしたほうがいいのかしらね、教室に来るのは。」 独りごちたところで、誰も反応などしない。実際に自分の出現頻度を下げたところで、今度はやけに反応されて困るだけである。現状のほうが、慣れたものだ。 ただ、何かが物足りないかな。
【消滅済世界についての未解決資料2】 「そりゃあ、急に話しかけたからでしょ?」 茨木華扇なら分かってくれると思ったのだが、そうでもなかったようだ。素性を隠しながら風紀委員まがいの活動をしている彼女であれば、『理解者が少ないという理解』を得られると思ったのだが……思えば私だって、彼女を理解などしていないのだった。 「急にじゃあないわ。今だって、急にじゃあない。」 「そう? 私からしたら、急だったけれど?」 急に話しかけてなどいない。近づいて、普通に話しかけただけ。それに話した内容だって、以前に話したことを踏まえてのことだし、前回は別に遠い昔ってワケでもない。何もかもが、普通の人がしていることと変わらない。 「まあ私も鬼じゃあないから、貴方が私に相談をしたいってことなんだろうって察した上で言うけれど……。」 やっぱり華扇はいい人だ。仙人様と呼ばれるだけのことはある。生徒会で部下をしてくれている藍や、素直に私の言う事を何でも聞いてくれる橙と同じくらいには、いい人なのだろう。 「貴方は巨大な象で、他は小さな鼠なのよ。」 「失礼?」 「違う違う。象のテンポで話しかけられても、鼠からしたら調子が合わないってこと。象の一生の間に、鼠は何度世代を重ねると思う? 感覚も価値観もぜんぜん違うのよ。なまじ言葉が通じてしまうから、噛み合わなさが際立つのね。」 ほほう、賢い話をするじゃあないの。 「それに象は戯れているつもりでも、鼠からすれば命のやりとりよ。」 ああ、それはひどい。
【消滅済世界についての未解決資料3】 「そもそも悩みが呑気すぎないか?」 摩多羅隠岐奈なら分かってくれると思ったのだが、そもそも彼女と分かりあったことなんてかつてあっただろうか。隠れているのに目立ちたがりという共通点こそあれ、それ以外に何か気が合うというワケでもなかったように思う。 「お前なら知っているとは思うが……学院の一般生徒は、体育館を一夜にしてオシャカにしたり、学生起業して高層ビルにテナント入ったかと思ったら爆破して借金背負ったり、そんな連中ばっかりなんだぞ。それなのにその代表みたいな立場にあるお前の悩みが……何だ?」 「少女的すぎるってこと?」 「可愛い言い方すんなって。自分探しみたいなことをされても、周りはどうしようもないよ。」 「でも貴方なら、似たようなことで悩んだことがあるんじゃあなくって?」 「あっても言うかって話だ。言わないって話。」 「「帰りましょう、お師匠様〜!」」 ちぇっ、邪魔が入っちゃった。もう少し粘れば、何か聞き出せたかもしれなかったのに。いや、そうでもないか。 それにしても。 私って、このままでいいのかしら? ……こんな青春ド真ん中な悩み、正直に口にしたところで、誰も何も変わりはしない。青春は物語ではなく、ただそこにある現象なんだ。だから何をしようと、何をしなかろうと、そしらぬ顔で時は去りゆき、私はいつかただの大人になる。そうなって私は、今のことを思い出すのだろう。ああ、あの頃は良かったなとか。ああ、あの時ああしていたら良かったなとか。何が出来ていようと、出来ていなかろうと、たぶんそれはあまり関係がなくて……心の中に思い出を飼いながら、夏以降の季節をしのごうっていうだけのこと。 そんな……くだらないことのために、青春はあるの? 少女期は、あるの?
【消滅済世界についての未解決資料4】 「探したわよ、紫。」 夕陽に向かって下校しようとする私の背に投げかけられた声。その時、思った。ここまで心躍らされることが、あるものかと。 「さっきは急だったから返事できなかったけど……理事長も何もかもやめるって何? 卒業するからってこと? どういうことなの?」 西日を浴びて、泣きそうな顔をしている。幸い私の方は、逆光で見えないハズだ。 「あんたが卒業したら……もう学院には来ないってこと? 理事長でも何でもなくなったら、それこそ……いえ、いつ何をするか分からないあんたなんていないほうが清々して……ちがう、違うわ、そうじゃあなくって……ううっ。」 「うふふ、違うわよ。勘違いをしている。」 そういうのを一切やめたら、本当にただの少女になれるんじゃあないかって。ただの気まぐれ、思いつき、フラッシュアイデアで言っただけ。だからそれは、本当にただの『急な話』だった。言ってみたかっただけ。でもそれって……青春そのものでしょう? いつか大人になるから、少女である。 いつまでも大人にならないのは、少女ではない。 そして大人になってしまえば、それもまた少女ではない。 私はいつまでも、少女でいたい。 「貴方に二代目理事長をやってほしいのよ……博麗霊夢。」 「え、嫌だけど。」 「……。」